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13:45~17:30 | ○ | ○ | 〇 | ○ | ○ | ○ | × | × |
※矯正治療日は、矯正治療のみ20:00まで診療
インプラントは人工歯根(フィクスチャ―)、連結部(アバットメント)、上部構造の3つのパーツから構成されています。このうち「歯」としての役割を果たす上部構造が、実際に食べ物を咬んだり、歯並びや見栄えを回復させたりしています。
歯を削った際に装着する詰めものや被せものと同様に、上部構造も様々な素材で作られ、その素材の種類によってメリットやデメリットが異なります。
また被せものや詰めものは通常「セメント」と呼ばれる接着材を使って装着しますが、インプラントの上部構造はセメントの他に、「スクリュー」と呼ばれるネジで装着する方法があります。
■上部構造で使用される材質
インプラントの上部構造では、次のような素材を使用することができます。
・金属
すべてが金属で作られた上部構造で、いわゆる「銀歯」「金歯」と言われる被せものと同様の形状です。強度に優れるため奥歯など咬み合わせが強い部位には適しています。しかし見栄えが悪くなる、金属アレルギーの方には使用できないといったデメリットから、インプラントの上部構造で金属が使用されることは少なくなってきています。
・オールセラミック
すべてがセラミックで作られた上部構造で、色調や透明感などが優れています。また金属が一切使われないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。ただ衝撃に弱いため、奥歯など咬み合わせの強い部位には適していません。
・ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミックはセラミックにプラスチックを混ぜあわせた素材です。セラミックよりも柔らかいため割れにくく、またセラミックに比べてコストが安いのが特徴です。しかし長く使用しているうちに変色や劣化を起こしてしまいます。
・メタルボンド
セラミックの強度を補うために、金属で裏打ちしたものがメタルボンドです。ブリッジのように連結した上部構造にも使用できます。ただ金属によって光が通りにくいため、オールセラミックと比べると透明感などが劣ります。また金属アレルギーの方には使用できません。
・ジルコニア
「衝撃に弱い」というセラミックの欠点を補ったのがジルコニアと呼ばれる新しい素材です。審美性と耐久性、さらに強度も優れたジルコニアは、奥歯の上部構造にも使用することができます。また金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも問題なくお使いになれます。川西市平野のふじい歯科ではこのジルコニアをベースにした上部構造を選択することが増えています。
■上部構造の装着法
上部構造を連結部に装着する方法は「セメントによる固定」と「スクリューによる固定」の2種類あります。
セメントを使った固定は、歯に被せものを装着するのと同じ方法でおこなわれます。方法がシンプルで簡単というメリットがありますが、一度装着してしまうと上部構造の取り外しができなくなります。そのため仮着セントという外すことのできるセメントで装着する方法もあります。しかしその場合は突然外れてしまう可能性があることが欠点となります。また残ったセメントが原因で歯ぐきにトラブルが生じる可能性があることも欠点です。
スクリューによる固定では、上部構造と連結部を小さなネジのようなもので固定していきます。ネジを緩めれば上部構造の取り外しできるため、上部構造や連結部の清掃がしやすいのが特徴です。当院では可能な限り、スクリューによる固定で上部構造を装着しています。しかし、骨の量などでスクリューの位置が目立つところに来てしまう場合等セメントによる固定の方がメリットが大きい場合はそちらを選択することもあり、患者さんにとって最適な方法選択しています。
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午後:13:45~17:30
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