成人の診療の流れ

まずは受付にて、マイナンバーカードをご提示ください。

予約時間の15分前くらいに余裕をもってお越しいただけると手続きがスムーズです。

なお、患者さまをなるべくお待たせしないため、当院では予約制を採用しております。受診を希望される方は、お電話にて事前に予約をお取りください。

・問診票の記入

・お口の中のチェック

・必要なところのレントゲン撮影

・応急処置

初診時のお口の中の状態を調べます。

・レントゲン撮影(14枚法)

・口腔内写真撮影

・歯周病精密検査

・唾液検査（別途キット代3,300円）

パラフィンワックスを一定時間噛んでいただき、唾液を採取・計量し専用の培養器でむし歯の原因菌(ミュータンス菌・ラクトバチラス菌)を培養します。

この検査によってむし歯の原因菌の数のレベルや、唾液の質と量などがわかります。

さらに問診結果と唾液検査結果をカリオグラムというソフトに入力し、むし歯のなりやすさがどのくらいかを調べます。

※当院では検査なしでの処置は行っておりませんのでご理解いただきますようお願いいたします。

資料採得・精密検査・唾液検査の結果から…

・現在のお口の状態

・むし歯のなりやすさ

・歯周病について

・ホームケアのアドバイス～自宅でできること

・口腔内改善のための治療など～当院でできること

これらをお伝えさせて頂き、今後の計画を立てます。

歯科衛生士による歯周病治療を始めます。

1ｇのバイオフィルムの中には1000億個以上の細菌が隠れています。さらにその細菌が固まって歯石になると、歯周病や歯ぐきの腫れの原因になるうえにちょっとやそっとではとれなくなってしまうのです。専用の器具でキレイに除去していきます。

歯周病の進行度により、治療回数に個人差があります。

歯科衛生士による歯周病治療終了後に再度、歯周病精密検査、口腔内写真、レントゲン撮影（必要時）行いどれくらい改善したかを検査ご説明します。

必要に応じて歯科医師による治療を始めます。

歯科衛生士による治療や指導が終了しきれいな環境になったところでむし歯や根管治療、補綴治療を行っていきます。

初診時と同様の検査を行います。

・レントゲン撮影(14枚法)

・口腔内写真撮影

・歯周病精密検査

・唾液検査

ご自宅でのケアの状態、初診時からのリスク改善、歯周病状態など総合的に評価しメインテナンスに移行します。

ここからがスタートです。

改善されたお口の中ですが、日々の生活により磨き残しが出てしまったりするとむし歯や歯周病が起こってしまうかもしれません。お口の中を良い状態で保つためにはメインテナンスが必要です。

メインテナンスにより、日ごろの歯ブラシでは取り切れない歯周病菌の除去を行い、自分で気づかない磨き残しや生活習慣の改善点を確認し良いお口の中の環境を保つようにしましょう。リスクや磨き残しは人によって異なるため、メインテナンスの間隔も一人一人異なります。担当歯科医師・歯科衛生士と相談してメインテナンスを生活の中に取り込み、むし歯や歯周病のないお口の中を保っていきましょう。