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※矯正治療日は、矯正治療のみ20:00まで診療
インプラントを治療後も長く安定させるためには、インプラントの寿命を短くしてしまう様々な要因を治療前に取り除いておかなければなりません。その要因の1つに挙げられるのが歯周病です。
歯周病は歯を失う原因の4割を占める病気で、インプラントは歯周病によって失われた機能を回復させるうえでも非常に有効な手段となります。一方で歯周病が原因で歯を失うということは、残っている歯も歯周病にかかっていることが多く、歯周病が治療されないままでいると、歯周病菌が口の中に残っているためにインプラントも歯周病にかかってしまうリスクがあると考えます。
したがって歯周病のある方がインプラントを希望される場合は、まず歯周病をしっかり治した後でないとインプラント治療がおこなえないことをご理解いただきたいと思います。
■歯周病がインプラントの予後に与える影響
歯周病はその原因となる歯周病菌が歯ぐきに感染した後、その奥にある骨(歯槽骨:しそうこつ)が破壊されてしまう病気です。このメカニズムと同様に、インプラント周囲の歯ぐきに歯周病菌が感染すると「インプラント歯周炎」を発症し、インプラントを支える骨が破壊されてしまいます。
実際にインプラント治療が失敗したケースにおいてインプラント周囲の細菌を調べてみると、歯周病に関連する細菌の比率が高いことがわかっています。つまりインプラント治療の成功率を高めるには、治療前にお口の中から歯周病菌をできるかぎり減らしておかなければならないのです。
さらに歯周病は再発率が高く、たとえ治療によって歯ぐきに改善がみられたとしても、その後のケアを怠ってしまえば再び病状は悪化してしまいます。したがって歯周病治療、そしてインプラント治療をおこなった後は毎日のケアや定期メンテナンスを欠かさないことも、インプラントの長期安定には不可欠です。
■歯周病の方がインプラント治療をおこなうメリット
以上のようなことから歯周病の方がインプラント治療をおこなう場合は、どうしてもトータルの治療期間が長くなってしまうことが予想されます。「少し面倒だな」と思われるでしょうが、しかしインプラント治療は歯周病の方にとって非常にメリットの多い治療です。
歯周病は歯を支える組織(歯ぐき・歯根膜・歯槽骨)にダメージを与えてしまうため、どうしても歯の維持力が弱くなってしまいます。もしそのような歯を土台にしてブリッジを入れてしまえば、十分に機能が回復できないばかりか、せっかく残ったその歯の寿命を縮めてしまう恐れがあります。
一方のインプラントは顎の骨に維持されるため、歯周病で弱っている歯にさらなるダメージを与える心配がありません。またインプラントで咬む力を安定させれば、結果的に歯周病で弱った歯を守ることにもつながります。インプラントという治療がない時代は残っている歯の負担は増えるしかない状態だったものが、インプラント治療により自分の歯の負担を軽減するできることが可能になりました。
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